- 物流企業
25/09/04
三菱倉庫、インド・チェンナイに現地法人設立

インド三菱倉庫の福沢マネージングディレクター
三菱倉庫(本社・東京、斉藤秀親社長)は9月4日、インド・チェンナイに現地法人「インド三菱倉庫」を設立し、同日から営業を開始した。
同社は従来インドで物流事業を展開していたが、今後はインド三菱倉庫を中核拠点として集約し、ワンストップでのサービス提供体制を強化する。現地での顧客とのコミュニケーションを充実させるとともに、インド国内外での輸送業務の拡充を図る。
新会社は資本金1億5000万ルピー(約2億5000万円)で三菱倉庫グループが100%出資。事業内容はフォワーディング、保管、陸上運送。マネージングディレクターには福沢良平氏が就任した。
グローバルなサプライチェーンの再編が進む中、インドは新たな生産・供給拠点として注目を集めている。インドから欧米向け貨物の取り扱いについても、既存の海外拠点ネットワークにインド三菱倉庫が加わることで、さらなるシナジーの創出と付加価値の高いサービス提供を実現する。