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25/09/02
イトーキ、大阪府茨木市で新物流センターを稼働開始
イトーキ(本社・東京、湊宏司社長)は9月1日、大阪府茨木市で新拠点「関西物流センター」を稼働開始した。施設の老朽化や作業効率で課題のあった既存施設から移転。物流業務の継続性と安全性を確保し、効率的で持続可能な体制を構築する。
新施設の所在地は、茨木市南目垣3ノ2ノ1「GLP ALFALINK茨木3」6階。倉庫面積は約6600平方メートル。事務所面積は、264平方メートル。6階建てで、倉庫エリアは耐火・免震構造。
名神高速道路の茨木インターチェンジ(IC)から約5・5メートル、近畿道の摂津北ICに位置し、主要高速道路へのアクセスに優れた立地。大阪・京都・神戸中心部へ30分圏内で、関西2府4県を広くカバーする中核拠点として稼働する。
既存施設は建物の老朽化や耐震性能の安全性確保に加え、5階建てで上下搬送が必要な構造による作業効率の低下で課題を抱えており、移転を決定。新拠点では、倉庫でワンフロア構造を採用し、搬送時間を短縮する。
イトーキは今後、オフィス製品や建材の在庫・配送を一元管理する拠点として順次機能を拡充する。新拠点の稼働により、「滋賀ロジスティクスセンター」(滋賀県近江八幡市)と合わせ、西日本の供給網を再編する。

新拠点「関西物流センター」が入居する「GLPアルファリンク茨木3」の外観