ドコマップ、車両位置情報管理サービスが矢崎のデジタコと連携

　ドコマップジャパン（本社・東京、浦嶋一裕社長）は９月、車両位置情報管理サービス「ドコマップ」が、矢崎エナジーシステムのデジタルタコグラフ端末と連携した。既存の機器を利用して導入の手間を最小限に抑える仕組みを拡充し、より多くの物流企業に動態管理の効率化を図ってもらうことを目指す。
　モビリティサービスジャパンの協力で、矢崎が提供するＹＤＸシリーズの通信型デジタルタコグラフ端末ＹＤＸ－５、ＹＤＸ－７、ＹＤＸ－８から取得した情報を連携する。車両の位置情報・速度・作業ステータスなどの運行情報を、ＥＳＴＲＡ―Ｗｅｂ２ＡＰＩ連携サービスを利用してドコマップ上で表示することが可能となった。
　ドコマップはこれまでもデジタコメーカー３社との連携実績がある。今回もモビリティサービスジャパンの協力の下、実証実験を経て矢崎との連携を開始した。
　提供プランは一つのＩＤにつき月額500円（税別）。車両の位置情報と、エリア通知・車両統計情報・マイマップなどのドコマップの基本機能が利用できる。