- 物流企業
25/09/02
西鉄、佐賀県鳥栖市に初の賃貸用物流施設を開発26年10月しゅん工へ
西日本鉄道(本社・福岡市、林田浩一社長)は2026年10月、佐賀県鳥栖市に賃貸用物流施設「MID LOGI(ミッドロジ)鳥栖」をしゅん工する。同社が賃貸用物流施設を開発するのは初めてで、ブランド名称を「ミッドロジ」に決定した。シリーズの展開を通じて、物流業界の多様なニーズに応える。
所在地は鳥栖市永吉町土取598ノ5他。敷地面積は7271平方メートル。鉄骨造3階建てで、一棟貸しを想定した賃貸面積は事務所部分を含めて1万307平方メートル。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン。はり下有効高さは5・5メートル。トラックバース9台・トラック待機場3台・乗用車駐車場39台分を備える。
効率性に優れた構造が特徴で、1フロア3072平方メートルの倉庫面積に対して荷物用エレベーター1台・垂直搬送機2台を設置する。効率的な搬送につなげる。
輸送拠点として優れた立地。国道3号に面し、九州自動車道の鳥栖インターチェンジから車で約2分、JR鹿児島本線の弥生が丘駅からは徒歩約10分。
ブランド名は「MID(中央・中心)」と「Logistics(物流)」を組み合わせた。グループは同ブランドで地域経済の活性化に貢献することを目指す。

「ミッドロジ鳥栖」完成イメージ