• 物流企業

25/08/27

カワキタエクスプレス、親子参加型の職業体験会を実施

 カワキタエクスプレス(本社・三重県亀山市、川北辰実社長)は8月9日、三重県トラック協会が亀山市で開催した「物流見学会(亀山会場)」で、親子参加型の職業体験会を実施した。
 トラックドライバーを子どもや若者が憧れる職業にする目的で、同本社で開いた。計39人の親子に、子ども用のミニサイズトラックの運転、物流の仕組みを学べる座談会、フォークリフト操作、大型トラック乗車などの体験の機会を提供した。
 同社の社員の平均年齢は29歳で、高校の新卒者や業界未経験者を積極的に採用している。「物流業界の深刻な人手不足を解消するには、労働環境の整った会社でやりがいを持って働くドライバーがいることを世間に知ってもらう必要がある」と同社。SNSなどで情報を発信しており、県外からの求人応募も増えたという。
 男性育休取得率100%を達成しているほか、女性社員へのコスメ手当や平日に休みを取りやすい環境の整備に取り組み、猛暑対策では空調服、塩あめ、冷却スプレーだけではなくアイスクリームの支給も開始した。

同社の真っ赤なトラックをモチーフにしたミニサイズのトラック

フォークリフトを操作し、荷物をどのように運ぶのかを体験した