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25/08/26
安川千秋写真展、10月20日開催「失われた倉庫を求めて」品川で
リソーコ(本社・東京、池田浩大代表)は、写真家安川千秋の写真展「LOST LOFT 失われた倉庫を求めて 横浜―横須賀―芝浦」を10月20日から31日まで、東京都品川区港南のリソーコ・ギャラリーで開催する。
安川氏は建築写真家として1980年代から大型の4×5カメラで横浜、横須賀、芝浦の倉庫風景を撮影してきた。展示では、本来の役目を失いながらも「用の美」を放つ倉庫群の写真を紹介する。
撮影対象は、明治の開国時代のシルク産業のための帝蚕倉庫に始まり、富国強兵を支えた横須賀の倉庫群、現在は「横浜赤レンガ倉庫」として観光スポットになった新港埠頭、都市開発で姿を消しつつある山下埠頭、80年代の東京湾湾岸風景の残像と言える芝浦の風景など。
会場のリソーコ・ギャラリーは1969年に百貨店の配送センターとして建てられた倉庫ビルの一角にある。再開発が進む品川中心エリアに残る希少な倉庫ビルも見どころの一つ。
会期は10月20~31日の午前10時~午後5時。土日は休み。入場料無料で事前予約制。関連イベントとして10月24日午後6時半から、フォーラム「Logistics Architecture―物流が建築、都市を変えていく―」第19回を同会場で開催する。安川氏が今回の写真展のテーマについて講演。モデレーターは建築ジャーナリストの中崎隆司氏が務める。参加費無料。事前申し込み制定員20人。

写真展は10月20~31日まで東京・品川のリソーコ・ギャラリーで開催される