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25/08/19

三井倉庫ロジ、T2に追加出資

 三井倉庫ロジスティクス(本社・東京、石川輝雄社長)は、特定条件下でシステムが全操作を行う「レベル4」自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業化を目指すT2に追加出資した。T2との事業連携を強固にして、共に持続可能な物流インフラの構築を目指す。
 T2のビジネスモデルが具体化に向かう中、自動運転トラックの輸送区間へ貨物をつなぐための切り替え拠点や中継拠点の運営と、自動運転トラックをより有効化するための省人化・自動化による効率的な業務の構築が不可欠と捉えており、三井倉庫ロジが培ってきた物流ノウハウやロボティクス・デジタル技術を生かす。
 同社は、2023年8月にT2が実施した資金調達で資本参画しており、今回が2回目の出資。T2が目指すレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスと三井倉庫ロジの事業戦略の親和性をもとに、これまでも高速道路での共同実証実験や業務構築に関する継続的な支援などで強固なパートナーシップを築いてきた。