• 物流施設

25/08/13

日本GLP、大阪・茨木の大型物流施設が7月の「3」しゅん工で全棟完成

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は7月、大阪府茨木市に大規模物流施設「GLPアルファリンク茨木」の最終棟「3」をしゅん工した。全3棟の総延べ床面積は関西最大級の約32万平方メートルで、総投資総額は約800億円。
 「3」の所在地は茨木市南目垣3ノ2ノ1。敷地面積は約4万6803平方メートル。免震プレキャストコンクリート造6階建てで、延べ床面積は約11万5383平方メートル。1階に両面バース、2~6階に片面バースを備える。また、効率的に各階へアクセスできるダブルランプウエーを整備した。
 既に計6社とで賃貸借契約を締結している。1階の一部に冷凍・冷蔵対応の区画を整備しており、大商運輸が冷凍・冷蔵食品の新たな輸送拠点として利用する。また、アサヒロジスティクスが冷凍・冷蔵食品の流通拠点として利用する。2階には同施設の至近に本社を置くハンワが入居する。3・4階はサントリーロジスティクスがグループ製品を中心とした配送拠点として利用する。5階にはケイシンが入居する。6階はイトーキが既存拠点の老朽化に伴って移転し、大型家具の配送拠点・在庫拠点として利用する。
 倉庫棟内にはコンビニや従業員用カフェテリア・ラウンジ、トラック待機場の近くにはドライバー向けのシャワー室を設けた。
 同施設は、日本GLPのアルファリンクブランド第3弾。相模原市、千葉県流山市での開発に続いて関西エリアで初展開し、2024年7月に「GLPアルファリンク茨木1」「2」がしゅん工した。

                       「GLPアルファリンク茨木3」外観