• 物流機器メーカー

25/08/05

ブリヂストン、日野自新型デュトロに「ECOPIA R217」新車装着

 ブリヂストン(本社・東京、石橋秀一CEO)は、日野自動車の小型トラック新型「デュトロ」の新車装着用タイヤとして「ECOPIA R217」(エコピア アールニーイチナナ)を納入する。商品設計基盤技術「エンライトン」を搭載し、低燃費性能と耐久性能の両立を実現したタイヤだ。
 ECOPIA R217は、求められる多様な性能を顧客や車両ごとに最適化するエンライトン技術により、小型トラックの運行に必要な低燃費性能と他の重要な性能を高次元でバランス。顧客の使用条件に合わせた価値の最大化と持続可能性への貢献を図る。
 技術面では、トレッド(接地面)部のゴムでカーボンの分散を均一化してポリマーとの結合を向上し、低燃費性能とライフ性能を両立。タイヤの骨格部形状であるケースラインの構造最適化により、低燃費性能と耐久性能の両立も実現した。これらの独自技術により、2025年度重量車燃費基準の燃費計算に用いる転がり抵抗係数で最高ランク「A」を達成した。
 新型デュトロは、ドライバー不足や荷物の増加・多様化といった物流現場の課題に対応するため、使い勝手と環境性能を両立した小型トラック。7月のモデルチェンジで安全性・経済性・環境性能をさらに向上させた。

                納入する新車装着用タイヤ「ECOPIA R217」と新型「デュトロ」