- 物流企業
25/08/01
SGHD、物流網構築でパートナー企業支援の新会社
SGホールディングス(京都市南区、栗和田栄一会長)は8月1日、持続可能な輸配送ネットワークの構築を目的とした新会社「SDトランスライン」を設立した。資本金1億円の100%子会社で、物流業界が直面する人手不足や輸送力減少への対応策として、パートナー企業への出資や経営支援を行う。
中核会社の佐川急便が委託する幹線輸送企業やその他の物流企業などへの出資を通じて事業承継問題を解決し、安定的な輸送網維持を図る。出資後は労務安全や運行管理などの経営ノウハウを提供し、グループ全体での最適化を図る。新会社の社長には青木淳一氏が就任。本社は都内に置く。
SGホールディングスは「パートナー企業との連携強化を含むサービスインフラの維持・強化」を重点戦略に掲げており、今回の新会社設立もその一環。