- 物流企業
25/07/29
佐川急便、陸自・東北方面隊と輸送協定

締結式で佐川急便の笹森社長(左)、東北方面隊の牛嶋築方面総監
佐川急便(本社・京都市、笹森公彰社長)は7月23日、陸上自衛隊東北方面隊と、輸送協力に関する協定を締結した。
災害発生時、東北方面隊が指定する地域へ物資を輸送する。また、物資の保管場所を提供し、荷役作業を実施する。平時には災害用備蓄品の保管・輸送の他、輸送情報や輸送力の提供に関する訓練に取り組む。
佐川急便は2013年10月、国の「指定公共機関」に指定された。これまでも日本各地での自然災害発生時、各自治体・団体と連携して被災地での復旧に関わる活動を実施してきた。一方、東北方面隊は災害発生時の人命救助・生活支援、情報収集・連絡調整などを通じて地域社会の安心・安全を支える役割を担っている。
両者は双方の特性を生かした協力体制を構築し、有事に備えて、地域住民が安心して暮らせる環境づくりを目指す。
7月23日、仙台駐屯地で、同協定の締結式を行った。