アサヒロジスティクス、「ＨＲアワード」企業人事部門に入賞

　アサヒロジスティクス（本社・さいたま市、横塚元樹社長）は「日本の人事部『ＨＲアワード2025』」の企業人事部門に入賞した。物流ドライバー不足の解消に向けた人材育成の取り組みが評価された。
　「業界の未来を支える、充実したドライバーデビュー支援」を掲げ、主に①退職金や住宅購入支援・管理職登用の明確化（職業イメージの向上）②自社研修センターの保有・免許取得支援制度・完全ＡＴ車化（未経験者向け支援）③女性専用トラックの開発・サポートチームによる環境の改善（女性ドライバー向け支援）――の三つの施策を実施している。
　2025年３月末のドライバー在籍数は、23年３月末比17％増の2731人。このうち女性ドライバーは同約60％増の223人で、全体の８・２％を占める。業界平均の女性ドライバー比率の３・４％を大きく上回る。
　同アワードは今年で14回目。厚生労働省後援。人・組織に関する取り組みを対象とした表彰制度で、知見やノウハウを共有して全国の企業の発展につなげていくことを目指す。最優秀賞・優秀賞は、全国の「日本の人事部」正会員による投票で決定する。全国37万人の企業人事担当者らを対象に７月15日、同公式サイトで投票受け付けが開始された。