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25/07/23

三菱ふそう、300人以上を中途採用 日野自との統合控え競争力強化

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は、日本、アラブ首長国連邦(UAE)、ポルトガルの3カ国で、計300人以上の正社員を中途採用する。
 日野自動車との経営統合により、統合新会社が発足する2026年4月以降、同社が現在の親会社ダイムラートラックの連結対象から外れることを受けた措置。FUSOブランドの継続的成長を目指す。
 営業、アフターサービス、人事、IT、購買、研究・開発、財務、品質管理、サプライチェーン管理、法務、コンプライアンス(法令順守)など間接部門の多様な職種で募集する。採用された社員は統合新会社ではなく三菱ふそうで勤務する。7月から順次募集職種を増やす。300人規模の中途採用は同社として最大規模。
 同社では24年末時点で約1万人が働いており、うち外国籍従業員は65カ国・地域の国籍を持つ約1100人。約170の国と地域でトラック・バスを販売している。CASE技術への対応や、ドライバーの残業規制に伴う物流2024年問題など商用車を取り巻く環境が変化する中、グローバルに大規模な人材採用を行うことで、より多様で専門性に富んだ集団として企業の競争力強化を目指す。
 問い合わせ先は同社採用ページ、https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/career/