ハコベル、トラック受付システム機能強化　絞り込み・並び替えで効率化

　　　　　　利用画面イメージ

　ハコベル（本社・東京、狭間健志社長）は７月９日、トラック予約受付システム「トラック簿」の呼び出し前トラックの絞り込み・並び替え機能を強化した。
　機能強化はユーザーの要望を受けたもの。「どの荷主の荷物か」での絞り込みや、受け付け順だけでなく予約時間順での並び替えも可能になった。よく使う条件の保存機能も追加した。
　新機能では積み込みに来た大型トラックを受け付け時間順に表示するなど、複数条件を組み合わせた絞り込みができる。受付担当者やフォークリフトオペレーターの呼び出し業務の効率化が期待される。
　トラック簿は受け付け・予約機能により荷待ち時間短縮と実績可視化を実現するシステム。各拠点の特性に合わせた柔軟な運用が可能で、現場担当者とドライバーの負担軽減を図る。物流総合効率化法の改正により、荷主と物流企業には荷待ち時間短縮などの取り組みが求められている中、同システムは施設に到着したトラックドライバーの受け付け業務をデジタル化し、荷待ち時間の短縮を支援する。ハコベルは「細かい改善の積み重ねがユーザーの業務工数に直結する」として、今後もユーザーの声を基にシステム改善を進める方針。