- 物流企業
25/07/14
日梱、三重・鈴鹿の営業所に新倉庫
日本梱包運輸倉庫(本社・東京、大岡誠司社長)は7月2日、「鈴鹿センター営業所国府第一倉庫」を三重県鈴鹿市にしゅん工した。生産ラインに同期して部品を供給する中継基地(デリバリーコントロールセンター機能)を支える在庫・配送管理のシステム化を図り、高効率な運営を目指す。また、自動車関連企業の電動化に伴う物流・倉庫需要の高まりに合わせ事業を拡大していく。
所在地は鈴鹿市国府町石丸7651ノ11。敷地面積は約1万9059平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約1万6456平方メートル。有効高は最大4・5メートル。貨物用エレベーター3基、ドックレベラー2基、トラック用ピット6レーンを導入し、ダブル連結トラックにも対応する構内スペースを確保している。また、電力の給電端子を屋外に設置することで、停電時には外部給電で倉庫稼働を可能とするなどのBCP(事業継続計画)対策を行う。
鈴鹿インターチェンジ(IC)から9・7キロメートル、鈴鹿スマートICから19キロメートル、国道23号中勢バイパスから3・9キロメートル、四日市港から15キロメートルの場所に立地。名古屋市まで約1時間、大阪市まで約2時間でアクセス可能で、中京圏をはじめ関西圏への利便性も高い。

「鈴鹿センター営業所国府第一倉庫」外観