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25/07/11

三井倉庫ロジ、国内初 T2のレベル2自動運転トラックを商用利用

 三井倉庫ロジスティクス(本社・東京、石川輝雄社長)は7月2日、国内で初めて、T2(同・東京、森本成城CEO)のレベル2自動運転トラック幹線輸送の商用利用を開始した。

三井倉庫ロジの拠点とT2のトラック

 T2が5社を対象に関東ー関西間で開始する自動運転トラック商用運行の1社目。往路は群馬県太田市-大阪府摂津市で、パナソニックオペレーションエクセレンスとパナソニックAP空調・冷設機器の業務用冷凍・冷蔵庫などを積載して運行する。特定条件下でシステムが自動運転を行うレベル2自動運転での走行区間は、東名高速道路・綾瀬インターチェンジ(IC)-名神高速道路・吹田IC。
 復路は大阪府枚方市-横浜市で、アクアのドラム式洗濯機を積載して運行する。レベル2自動運転での走行区間は、名神高速道路・高槻ジャンクション-東名高速道路・横浜青葉IC。
 三井倉庫ロジは今後も継続して自動運転トラック幹線輸送を利用する。効率的で持続可能なオペレーションの確立を目指し、トラックの発着組み合わせの最適化や混載輸送・中継輸送などの多様な輸送手法の検討・導入を進める。
 また、T2は2027年をめどに、特定条件下でのシステム完全自動運転の「レベル4」自動運転トラック幹線輸送を目指している。