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25/07/10
JR東日本不動産投資顧問、物流施設を初運用 東京建物の2物件を取得
JR東日本不動産投資顧問(本社・東京、梅澤卓也社長)は、東京建物が開発した2棟の物流不動産を取得し運用を開始した。稼働中の物流施設を受託資産に組み入れるのは、初めて。

「T-LOGI綾瀬」(左)と「T-LOGI鶴ヶ島」(右)
東京建物不動産投資顧問との共同アセットマネジメント形式で「T-LOGI綾瀬」(神奈川県綾瀬市)、「T-LOGI鶴ヶ島」(埼玉県川越市)を取得した。資産の運用用途の多様化を推進する。幅広い投資ニーズに応える運用体制を強化し、不動産私募ファンド事業を拡大する。
T-LOGIは全国の中核物流拠点で展開される環境配慮型の物流施設で、厳選された利便性の高い立地や快適な就業環境を実現する共用部、再生可能エネルギーを活用する施設計画などに特長がある。
JR東日本不動産投資顧問はこれまで、主にオフィス、商業施設、住宅などを中心とした不動産の運用を通じて、安定した収益の確保と投資家価値の最大化を目指してきた。今回の物流施設の取得は、資産運用領域の拡大での重要な一歩と位置付けている。