- 物流企業
25/07/07
NXHD、タイにモビリティーやテクノロジー産業向けの新倉庫
NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、堀切智社長)のタイ現地法人NXタイロジスティクスは7月1日、新倉庫「イースタン・シーボードロジスティクスセンター」を開設した。モビリティーやテクノロジー産業を中心に、多様な顧客に物流サービスを提供する。
所在地は東部ラヨーン県のイースタン・シーボード工業団地内。倉庫面積は約4500平方メートルで、高床ホーム。ドックレベラー6基を備える。顧客のサプライチェーンの中心エリアに立地しており、ジャスト・イン・タイム物流や、仕入れ先が顧客の代わりに在庫管理と補充発注を行うベンダー・マネージド・インベントリー(仕入れ先在庫管理方式)などの高度な物流ニーズにも対応可能。
ラヨーン県はタイ政府が推進する東部経済回廊の中核地域で、同国最大の国際港湾レムチャバン港にも近接している。近年、世界各国からモビリティーやテクノロジー産業の進出が活発化し、物流需要が急速に高まっている。同工業団地には日系企業などの500社以上の外資系製造業が集積し、周辺にも多くの工業団地が開発されている。

「イースタン・シーボードロジスティクスセンター」外観