• 物流施設

25/07/04

プロロジス、東京・錦糸町に佐志田倉庫と共同開発の都市型物流施設

 プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は7月、佐志田倉庫と共同開発の物流施設「プロロジスアーバン東京錦糸町1」を東京都江東区の錦糸町エリアにしゅん工した。JR総武線錦糸町駅至近の都市型施設で、物流スペース・多機能ビジネス拠点のニーズに応える。
 所在地は東京都江東区毛利2ノ9ノ20。敷地面積は約2248平方メートル。鉄骨造5階建てで、延べ床面積は約6470平方メートル。1階はラストワンマイル配送拠点としての利用を想定し、コンパクトだが車両の出入りが可能な専用区画と、上階入居企業のための大型トラックの着車場、共同荷さばきスペースを設けている。2~5階は1フロア1社での専用利用を想定した構成。空調設備を備え、床荷重は1平方メートル当たり1トン。大容量の電力が利用可能で、重量物にも対応できる。
 1階には、日中間の輸送に強みを持つ国際宅配企業のスコア・ジャパンが入居する。主に東日本地域発着の貨物を扱う拠点として活用する。また、3階には設備機器の製造企業が入居を決定している。
 首都高速7号小松川線の錦糸町出入り口から約400メートル。丸の内・日本橋エリアなどの都心部へのラストワンマイル配送だけではなく、都内全域への広域配送にも適した立地。JR錦糸町駅からは徒歩で約8分、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線の住吉駅からは同6分で、通勤利便性も高い。
 同施設は「プロロジスアーバンシリーズ」の7棟目。プロロジスは7月3日、現地でしゅん工式を執り行った。また、引き続き同区内でシリーズ第8弾の開発を計画している。

                「プロロジスアーバン東京錦糸町1」外観