ランテック、「物流環境大賞　低炭素物流推進賞」を受賞

　ランテック（本社・福岡市、舛元健了社長）は、日本物流団体連合会の「物流環境大賞　低炭素物流推進賞」を受賞した。熊本県から東京都へのトラック長距離輸送を、鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトの取り組みが評価された。
　輸送距離の93％に当たる熊本駅―東京貨物ターミナル間を鉄道輸送に切り替えた。輸送する商品は温度管理の徹底が不可欠だったが、コンテナ内を「ＧＰＳ動態温度監視システム」で管理して、トラックと遜色ない輸送品質でのモーダルシフトを実現した。
　年間二酸化炭素削減率76％を達成した。二酸化炭素削減量は178トン。同時に、ドライバーの拘束時間も削減した。
　６月30日、表彰式が行われた。同賞は物流での環境保全の推進、環境意識の高揚を図り、物流の健全な発展に貢献した企業を表彰するもの。