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25/06/27

阪急阪神エクス、南アフリカのダーバン支店・倉庫を移転して営業開始

 阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)6月、南アフリカのダーバン支店・倉庫を移転し本格的な営業を開始した。同支店ではこれまで倉庫業務を外注していたが、倉庫を併設する事務所へ移転することで倉庫需要の増加に対応し、競争力を強化する。

倉庫も併設し生まれ変わったダーバン支店

 ダーバン市の中心部から北に15キロメートルの産業パークに立地。キング・シャカ国際空港やダーバン港まで車で約30分の距離。倉庫面積は1963平方メートルで、このうち事務所は215平方メートル。
 非常用発電機を備えるほか、高台の立地で水害リスクを低減した。また、盗難リスクを想定し、24時間対応の監視カメラ、電気フェンス、常駐警備員などのセキュリティ対策を行う。
 同倉庫は自動車関連を中心に多様な顧客に利用されており、倉庫管理システムを使用した在庫管理の他、ダーバン港到着の海上輸入コンテナ貨物のトラックへの積み替えなどの付帯作業も実施している。将来的には、保税エリアを持ち、日本などからの海上輸入混載のコンテナ・フレート・ステーションとしての機能も持つことで、幅広い顧客ニーズに応える方針。