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25/06/26
三井不、千葉・木更津の大型商業施設で自動配送ロボ実証
三井不動産(本社・東京、植田俊社長)は、千葉県木更津市の大型商業施設「三井アウトレットパーク木更津」で、自動配送ロボットの実証実験を実施する。3月に開始した全国のアウトレットモールの店頭商品をECで販売する事業の配送効率化や配送業務の負担軽減を目指す。

ロボットが資材の配達や商品の集荷を行う
アウトレットモールの店頭商品をオンラインで販売する取り組みで、米Avrideの自動配送ロボットが各店舗へのこん包資材の配送、配送企業への商品の引き渡しを担う。これまで、店舗側には所定の資材保管場所へ資材を取りに行く業務負荷、配送業者側には同施設の広大な敷地内で集荷のために各店舗を巡回する業務負荷がかかっていた。
三井不は今年3月、木更津などの国内13拠点で運営するアウトレットモールの出店ブランドから約140のショップが参加する公式オンラインショッピングサイトを開設した。アウトレットモールの店頭商品を、顧客が直接オンラインショップで購入して自宅で受け取れることができる。三井不は引き続き、ショップの拡充や出荷拠点の追加などで取り扱い商品の拡大に取り組む。