- 物流企業
25/06/25
東部ネット、半導体向けガス需要に対応し熊本・菊池市で危険物倉庫建設へ
東部ネットワーク(本社・横浜市、若山良孝社長)は2027年4月、熊本県菊池市で危険物倉庫を建設すると発表した。半導体製造に不可欠な産業用ガスの需要拡大に対応するため。
新センターの所在地は、菊池市泗水町。敷地面積は6796平方メートル。事務所棟、危険物倉庫、特殊ガス貯蔵庫を設置する。菊池市は大規模投資が続く国内半導体関連企業の集積地に隣接している。同社は、センターの開設を産業用ガス輸送事業の新展開として位置付ける。
同社は産業用ガス輸送事業の拡大を進めていて、北海道苫小牧市東部地域臨空柏原地区でも開発事業を手掛けている。苫小牧の施設は敷地面積1万平方メートルで、今年4月18日の引き渡しを予定している。