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25/06/24

三菱ロジス、ハクオウロボにフォークリフトの車体を供給

 三菱ロジスネクスト(本社・京都府長岡京市、間野裕一社長)は、ウオーキー型フォークリフトの車体を、ハクオウロボティクスの自動フォークリフト「オート・フォーク」向けに供給する。2025年9月、全国の三菱ロジス販売店を通じて発売する。両社の強みを生かした自動化機器を広く提供し、物流現場の無人化・省人化への貢献を目指す。
 両社は24年12月、三菱ロジスのウオーキー型フォークリフトの車体供給で合意した。ハクオウロボが開発したソフトウエアを搭載して市場に投入する。引き続き、顧客への製品供給やサービス体制などについて協議し、本格的な業務提携体制を整える。
 多品種・少量型の生産や配送の小口化・細分化・迅速化などで物流ニーズが多様化する中、対応する作業者の負担は大きく、効率性の向上とともに、物流機器の自動化による無人化・省人化ニーズが高まっている。
 ウオーキー型フォークリフトは倉庫や工場内での搬送作業を中心に広く導入されており、小回りが利いて操作しやすい機種という。

       三菱ロジスのウオーキー型フォークリフト(左)とハクオウロボの自動フオークリフト