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25/06/23

NXHD、生体データ活用でドライバーの健康管理へエンステムに出資

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、堀切智社長)は6月13日、グループの投資法人を通じて、ドライバー向け健康・安全管理サービス「ノビ・フォー・ドライバー」のenstem(エンステム)に出資し、資本業務提携契約を締結した。ウエアラブル端末から得た生体データを活用し、ドライバーの健康起因の事故の予防を目指す。
 ドライバーの位置情報や心拍数などの生体データをリアルタイムで可視化・管理することが可能。グループで活用し、居眠り運転による事故や熱中症などの労災の予防に取り組む。また、グループのNX商事を通じて同サービスを拡販する。これまでグループが培ってきた経験や知見を生かし、新機能や新サービスの開発でも連携する。
 エンステムは2019年設立のスタートアップ企業。東京に本社を置き、生体データを活用したノンデスクワーカー向け業界特化型サービスの開発・提供を手掛ける。