- 船・鉄道
25/06/23
JR西日本、新幹線荷物輸送で当日受け付け・即日配送の緊急輸送も
JR西日本(本社・大阪市、倉坂昇治社長)とジェイアール西日本マルニックス(同・同、福嶋圭社長)は7月1日、山陽新幹線の荷物輸送サービスで、緊急輸送の実証実験を開始する。法人顧客を対象に、新大阪・広島・博多駅の相互間で当日受け付け・即日配送のニーズに応える。

新幹線を活用した緊急輸送のイメージ
日中時間帯に対象駅を発車する「みずほ号」「さくら号」の上下線各10便程度で輸送する。荷物の大きさの目安は、3辺合計が120センチメートル以内。1列車5箱まで、新大阪―広島間で3万7000円、広島―博多駅間で3万円、新大阪―博多間で6万7000円。駅までの集荷や駅からの配送は別途オプション料金となる。
また、荷物輸送サービスの総称を「荷もっシュッ!」とし、7月からの緊急輸送サービスの名称を「荷もっシュッ!クイック」とした。荷物を「シュッ!」と運ぶ意味を込めた造語で、列車による速達性・利便性の高い荷物輸送サービスであることを名称とロゴデザインに込めた。これまで、地産品の列車輸送で「フレッシュウエスト」をブランド名として展開してきたが、輸送品目の多様化を踏まえて新たに名称を定めた。

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