- 船・鉄道
25/06/13
JR東海、「手ぶら観光」推進へ京都駅で初の多機能ロッカー
JR東海(本社・名古屋市、丹羽俊介社長)は6月12日、京都駅(京都市)で初の多機能ロッカー「マルチエキューブ」を設置した。JR東日本スマートロジスティクスや京都市と連携して「手ぶら観光」を推進する。観光客の利便性・快適性の向上や市バスなどの公共交通機関の混雑緩和を目指す。

荷預けだけではなく、宿泊先への配送もできる多機能ロッカー
京都駅の八条口「みやこ夢てらす」1階に、72口(Sサイズ・Mサイズ各16口、Lサイズ40口)を設置した。荷物の一時預かりだけではなく、京都市内の提携宿泊施設への当日発送機能も備える。専用ウェブサイトからの事前予約も可能。
料金は、荷預けが1日当たり400円から、宿泊施設への当日配送が1500円から。決済方法は交通系ICカードやクレジットカードなどのキャッシュレス決済のみ。
また、JR東海は「EXサービス」予約サイト内のコンテンツで、同市内での移動に向けた地下鉄・バス1日券や観光特急バスの紹介ページへのリンクを掲載する。地下鉄とバスを組み合わせた移動や観光特急バスの利用を促進し、市バスの混雑対策に貢献する。