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25/06/12

福通と小丸交通財団、三原市と倉敷市の学校で交通安全教室

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)と小丸交通財団は6月5~6日、岡山県や広島県で交通安全教室を開催した。公道を使い企業活動を営む会社として、交通安全を啓発し、地域住民の生活の安全を守る。

 5日、広島県三原市の沼田東小学校で、全校児童240人が対象。登下校中の交通事故防止や、交通安全意識の向上を目的に、実際の車両を使ったトラックの運転席からの死角、交差点での安全な行動について体験学習を実施。児童は「トラックの特徴や危険性が分かった」と感想を話していた。

実際の車両を使って運転席からの死角を確認した

 6日には、岡山県倉敷市の精思高等学校霞丘校で、全校生徒192人を対象に実施。危険予測などの体験学習を通じ、交通安全意識の向上を図った。自転車での交通事故防止に向けて、ドライブレコーダーの映像を使用した危険予測、自転車シミュレーターを使用した走行体験を実施した。

自転車シミュレーターを使用した走行体験を行った

 小丸交通財団は2013年9月、交通安全思想の普及啓発活動を目的に設立。小学校を中心に全国で交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。