- 物流施設
25/06/04
プロロジス、愛知県東海市の区画整理事業地に物流施設2棟を開発
プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は2027年5月、愛知県東海市の「東海太田川駅西土地区画整理事業」区域内に、物流施設「プロロジスパーク東海1」をしゅん工させる。また、隣接地にBTS(ビルド・ツー・スーツ=特定企業専用)型物流施設「プロロジスパーク東海2」を開発する。
プロロジスパーク東海1の敷地面積は約7万2800平方メートル。4階建てで、延べ床面積は約16万平方メートル。大型車両が各階にアクセスできるダブルランプウエーを備え、敷地内は一方通行でスムーズな車両動線を確保する。1フロアは最大約3万3000平方メートルで、4階は最小区画約2640平方メートルから分割に対応する。
プロロジスパーク東海2の敷地面積は約2万9300平方メートル。4階建てで、延べ床面積は約6万3700平方メートル。1階と3階にトラックバースを設け、大型車両がスロープで3階にアクセスできる施設を想定している。入居企業の要望に応じて冷凍・冷蔵倉庫、重量物対応などの特殊仕様にも対応する。
両施設とも、入居企業の事業継続性に配慮した防災設備を装備し、働く人々が便利で快適に就業できる環境を整える。
同区域は伊勢湾岸自動車道・名古屋高速4号東海線が接続する東海ジャンクションから約4・3キロメートルに位置する。区域の西側の西知多産業道路は、名古屋中心部と中部国際空港をつなぐ幹線道路で、27年の全線開通に向けて整備が進む。西知多産業道路の加家インターチェンジ(IC)からは約1・8キロメートル。さらに、区域に隣接する位置に新たなICが開発される。

「プロロジスパーク東海」完成イメージ(右が「1」、左が「2」)