- 物流施設
25/06/04
三井不、愛知県一宮市に重量物対応の物流施設しゅん工
三井不動産(本社・東京、植田俊社長)は5月31日、愛知県一宮市に物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)一宮」をしゅん工させた。全国配送・市内配送を両立する立地で、重量物保管にも対応する。
所在地は一宮市萩原町林野天田32ノ1。敷地面積は約3万758平方メートル。鉄骨造スロープ方式の4階建てで、延べ床面積は約6万5909平方メートル。1・2階倉庫は1平方メートル当たり3トンの重量に対応できる。2階トラックバースは低床で、フォークリフトがトラックバースと倉庫内を自由に行き来できる。重量物の荷役効率化を後押しする。
環境配慮の取り組みの一環で、屋上に設置した542キロワットの太陽光発電電力を館内消費で利用する。また、利用者に安らぎを与える施設デザインとして、エントランスホールには地域の伝統素材の織物クロスを採用した。
中継輸送の拠点としても利用可能な立地。一宮西IC(インターチェンジ)と一宮稲沢北ICに近接し、名神高速道路・東海北陸自動車道にアクセスできる。愛知県内の南北を横断する主要幹線道路の西尾張中央道に面しており、名鉄尾西線の苅安賀(かりやすか)駅からは徒歩9分。

「MFLP一宮」外観