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25/06/03

三井不、兵庫県尼崎市に物流施設しゅん工 関通が一棟借り

 三井不動産(本社・東京、植田俊社長)は5月31日、兵庫県尼崎市に物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)尼崎Ⅰ」をしゅん工した。関通が一棟借りし、尼崎エリアの3PL事業の重点注力拠点として活用する。
 所在地は尼崎市西向島町15ノ8。敷地面積は約1万6695平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約3万5930平方メートル。1階トラックバースは45フィートコンテナ車両に対応しており、1階床面は洪水発生時にも浸水しない高さに設定している。この他、BCP(事業継続計画)対応として、72時間対応の非常用発電機や受変電設備を屋上に設置した。
 エントランスやラウンジなどに木やグリーンを取り入れ、Wi-Fi利用可能な従業員ラウンジを設けるなど働きやすさに配慮した。環境面では、屋根全面に太陽光パネルを設置し、施設全体の使用電力を実質的に再生可能エネルギーで賄う。
 阪神高速3号神戸線の尼崎西出入り口から約1・2キロメートル、名神高速の尼崎インターチェンジから約4・5キロメートルの立地。大阪中心部や港にも近く、大阪・神戸への市内配送だけではなく関西全域への広域配送まで幅広い物流ニーズに対応する。また、阪神電鉄本線の出屋敷駅からは徒歩10分。

                 「MFLP尼崎Ⅰ」外観