- 物流施設
- その他
25/06/03
TRCを舞台にした平和島自動運転協議会、新たに英ウェイブも参画し発足
自動運転システム開発のチューリング、自動運転ソフトウエアの米アプライド、ソニー・ホンダモビリティなどでつくる平和島自動運転協議会は5月22日、自動運転AIを手掛ける英ウェイブ・テクノロジーズを新会員として迎え、同日付で発足した。
東京都大田区平和島の物流施設「東京流通センター(TRC)」構内で、自動運転に関する実証実験を実施する。自動運転車両開発企業同士の協調領域でのオープン・イノベーションを通じて、自動運転業界の発展、さらには日本の物流業界が抱える社会課題の解決を目指す。
ウェイブを加え、自動運転の開発関連の参画企業は計4社となった。この他、日本政策投資銀行が会員として参画し、日本経済研究所が協議会事務局、TRCが施設運営・施設提供の役割を担う。
同協議会で使用するTRC構内の名称を「ヘッド・ライト・フィールド」と名付けた。ヘッドは「Heiwajima Autonomous Driving」の頭文字を取り、車のヘッドライト・自動運転の未来を照らし出す「灯台」、「未来へ向けて自動運転技術を進歩させる=社会課題を解決していく・人々の負担を軽く(ライトに)する」という意味や場所・空間を表す「フィールド」を組み合わせた。

実証実験などに使用するTRC構内の名称を「ヘッド・ライト・フィールド」と名付けた