- 物流企業
25/06/02
阪急阪神エクス、豪のフォワーダーを買収
阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)は、豪フォワーダーインターナショナル・カーゴ・エクスプレスを買収する。同社の持つプロジェクトカーゴの知見などを共有し、オセアニア地域でのサービス強化を目指す。

ICEのブリスベン支店(外観)
インターナショナル・カーゴエクスは1988年設立。シドニーに本社を置き、資本金は2万4823オーストラリアドル。2024年度の総売上高は約110億円。オーストラリア国内に4つの拠点を展開し、国際輸送サービスを提供してきた。
特に通関サービスで高い評価を受けており、4拠点すべてで通関業務を行うことができる。プロジェクトカーゴの取扱実績も多く、国際物流業界での豊富な知見を持つ。
グループが出資による子会社化を行うのは2社目。2018年1月には、南アフリカ・ケニアのフォワーダー「イントラスピード」を買収した。