- 物流企業
25/06/02
セイノーHD、セイノースタッフとハコベルがドライバーのマッチングで連携
セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)傘下のセイノースタッフサービスとハコベルは5月、ドライバー人材紹介スキーム(枠組み)の本格的な運用を開始した。両社の強みを生かし、ドライバーのマッチング精度を高める。物流の人手不足問題の解消に貢献する。
ハコベルに登録されたドライバーを、セイノースタッフサービスが紹介元となって全国の物流企業に紹介する。セイノーグループ内にとどまらず、外部の物流企業も紹介の対象。
また、紹介予定派遣や初期教育の支援、定着に向けたフォロー体制の整備などで、雇用のスタイルや人材の状況に応じて柔軟に対応する。採用側と求職者の双方の要望を的確に捉えたマッチングで、継続的な雇用関係の構築につなげる。
セイノーHDは、この連携をオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P)の取り組みと位置づける。外部企業との連携を視野に入れ、業界横断で人材資源が循環する仕組みを目指す。