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25/05/21

イノフィス、ロジコネットにアシストスーツ5台を納入

 イノフィス(本社・東京都八王子市、乙川直隆社長)は4月、アシストスーツ「マッスルスーツ・ソフトパワー」5台を、埼玉県川口市の物流企業ロジコネットに納入した。重量物の荷役作業の身体的負担を軽減して、作業員の欠勤減や作業効率向上を後押しする。

「マッスルスーツ・ソフトパワー」を活用した作業の様子

 マッスルスーツ・ソフトパワーは人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込んでおり、装着したままフォークリフトが操作できる。また、着たままファン付き作業服の併用も可能。製造・物流倉庫での持ち上げ・持ち運び作業や介護現場、農作業などに幅広く対応する。
 ロジコネットは、インク製造大手で資本提携関係にあるサカタインクスとアーティエンス(旧・東洋インキSCホールディングス)の合弁会社。両社の製品の、保管から出荷・配送までを担っている。これまで、荷役の負担軽減に向けて作業員の増員などで対策してきた。また防爆エリアなど機械の導入が難しいエリアもあり、根本的な解決を目指してアシストスーツの導入を検討していた。