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25/05/21

モノタロウ、水戸市に物流センター28年5月稼働へ

 製造・工事資材のネットストア「モノタロウ」を運営するMonotaRO(モノタロウ、本社・大阪市、田村咲耶社長)は2028年5月、水戸市に「水戸ディストリビューションセンター」を稼働する。新設備の導入と、作業手順の見直しで従来の3倍の生産性を持つ物流拠点を新設し、顧客の速達ニーズに対応した体制を整備する。

従来の3倍の生産性を目指す水戸ディストリビューションセンター

 所在地は水戸市下野町丸山780ノ2他。敷地面積は約9万8000平方メートル。鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造の4階建てで、延べ床面積は約7万4000平方メートル。自動倉庫、AGV(無人搬送車)、自動こん包機などを備える。在庫保管能力は約50万点。出荷能力は1日当たり30万行。
 新設備を導入して作業手順を集約・変更することで、既存拠点の「笠間ディストリビューションセンター」(茨城県笠間市)と比較して約3倍の生産性を目指す。また、自社物件として初めて免震構造や太陽光発電を採用する。