- 物流企業
25/05/20
三井倉庫HD、日本橋の新本社ビルにグループの東京地区の本社機能を統合

「MSH日本橋箱崎ビル」外観
三井倉庫ホールディングス(本社・東京、古賀博文社長)は、同社と東京地区のグループ4社の本社機能を、東京都中央区の「MSH日本橋箱崎ビル」に統合・移転。5月12日、業務を開始した。事業会社の垣根を越えた従業員の交流を促進し、意思決定の迅速化による効率的なグループ経営を推進する。
所在地は東京都中央区日本橋箱崎町19ノ21。三井倉庫HD、三井倉庫、三井倉庫エクスプレス、三井倉庫ロジスティクス、三井倉庫サプライチェーンソリューションの本社機能を統合した。「交流と刺激による変革」をコンセプトに掲げたエリア分けやレイアウトで、グループ従業員同士の活発なコミュニケーションを促す。さらなるグループ経営の強化を図る。
グループは「人的資本経営の推進」をマテリアリティー(重要課題)に位置付け、多様な人材の活躍による最適な物流サービスの提供、組織力の最大化を目指している。これまでも、老朽化した物流現場の事務所改修による職場環境の改善やフレックスタイム制の導入による働き方改革などを実施してきた。