- 物流企業
25/05/20
SBS東芝ロジ、JILS物流改善事例大会で2拠点が取り組みを発表
SBS東芝ロジスティクス(本社・東京、金沢寧社長)は5月13・14日、日本ロジスティクスシステム協会(=JILS)が都内で開催した「全日本物流改善事例大会」で2拠点の改善事例を発表した。
三重ロジセンターは「少しでもムダと思えば改善してみて効率・効果に繋(つな)げる」と題した取り組みを発表。メンバーからの「既存ルール通りに仕事をすると効率が悪い」との声を受けて、屋外保管品の二重包装、クレーンで製品をつり下げパレットに積み付け固定させる作業、用紙のコピーなどのムダな作業時間・費用の削減に取り組み、施策ごとに目標を達成した。
また、物流改革推進部の包装・設備技術担当は「充てん剤の脱プラによる環境負荷軽減の実現」と題した取り組みを発表した。中重量製品のこん包をプラスチック含有充てん材から紙系緩衝材に切り替えることで、包装容積79パーセント減、包装コスト83パーセント減、さらに脱プラ化を達成した。
同大会では、全国の物流現場改善事例から選考された42の優秀事例が2日間にわたって発表された。SBS東芝ロジは2018年から8回連続で発表者に選ばれており、今回は昨年2月と8月の社内発表会で優秀賞を受賞した2つの改善事例を発表した。

三重ロジセンターのSBSロジスターの関係者(中央と右)

物流改革推進部の包装・設備技術担当(右)