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25/05/13

三菱ふそう、川崎市の輸出部品倉庫を横浜市へ移転

輸出部品の新倉庫「新子安グローバルロジスティクスセンター」の外観

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は5月6日、川崎市の輸出部品倉庫を横浜市に移転し、「新子安グローバルロジスティクスセンター」として稼働開始した。輸出港との距離短縮により物流コストを削減するほか、レイアウトの最適化やこん包・仕分け作業の自動化を通じて作業効率を向上させる。
 新倉庫の所在地は横浜市鶴見区生麦。三井不動産とENEOS不動産が開発した物流施設「MFLP横浜新子安」全体を賃借する。5階建てで、延べ床面積は約12万平方メートル。
 川崎市東扇島の旧倉庫は、1991年の操業以降、20以上の海外市場に向けて車両部品を輸出してきた。旧倉庫から輸出した部品は2025年4月末までに約220万台分に上る。