- 物流企業
25/05/13
サカイ引越、地域情報サイト運営のジモティーとリユース事業で提携

業務提携で循環型システムの構築を目指す(左からサカイ引越の笠原上席執行役員、ジモティーの堀直之取締役)
サカイ引越センター(本社・堺市、田島哲康社長)はこのほど、地域情報サイト「ジモティー」を運営するジモティー(同・東京、加藤貴博社長)と業務提携した。両社が行うリユース事業で拠点併設による品ぞろえ拡大などを図り、循環型システムの構築を目指す。
提携では、ジモティーの運営する官民連携のリユース拠点「ジモティースポット」と、引っ越しで発生した不要品を買い取り・販売するサカイ引越によるリユース拠点「リユースのサカイ」を併設した拠点を5月に開設する。取り扱い商品の幅が広がり、地域情報サイトのジモティーで販売商品が検索・閲覧可能となる。
ジモティースポットでは自治体広報を通じて、地域住民から持ち込まれた不要品のリユースを行っている。拠点併設で、引っ越し過程で生じた不要品をサカイ引越が買い取り販売することでリユース事業を強化する。
サカイ引越の笠原悟志上席執行役員は「提携により、双方の強みを生かした取り組みができると確信している」とコメントした。