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25/05/08

新日本海フェリー、新造船「けやき」の命名進水式を開催

  進水する「けやき」

 新日本海フェリー(本社・大阪市、入谷泰生社長)は4月29日、三菱重工業下関造船所で建造中のフェリー「けやき」の命名進水式を開催した。2025年12月に舞鶴(京都)―小樽(北海道)航路に就航する。
 けやきは、国内フェリー初採用となるダックテール(アヒルのしっぽのような船体形状)を含む最新鋭の省エネ船型、横揺れを低減するアンチローリングタンクとフィンスタビライザーの併用などにより、従来船と比べ約5パーセントの省エネを実現する。全長199メートル。総トン数約1万4300トン。航海速力28・3ノット。積載台数はトラック約150台、乗用車約30台。ドライバーの個室は30室。
 4月29日の式典では、命名の後、ソプラノ歌手の田中彩子氏による支綱切断が行われた。