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25/05/02

北海道運輸局、北ト協などと連携し大型トラック脱輪事故防止へ街頭点検

   ホイール・ナットの点検の様子

 北海道運輸局は4月23日、北海道トラック協会などと連携し、大型トラックの車輪脱落事故防止のための街頭点検を札幌トラックステーションで実施した。点検した12台の大型トラックのうち、左後輪のホイール・ナットが緩んだ車両が1台、左右の前輪に偏摩耗があった車両が1台見つかった。
 札幌トラックステーション駐車場で、駐車していた12台の大型トラックのドライバーに対し、車輪脱落事故防止に関する周知啓発を行い、ホイール・ナットに緩みがないかをトルクレンチを使って点検。タイヤの状態を目視で点検した。
 北海道運輸局は「車輪脱落事故は正しい作業と点検を行うことで、防ぐことができる事故」だとし、輸送の安全・安心を確保するため、引き続き関係機関と連携して活動していく。街頭点検には北ト協、日本自動車タイヤ協会北海道支部、自動車技術総合機構北海道検査部が参加した。