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25/04/30
全ト協、25年度「Gマーク」7月1~14日申請受け付け

認定マーク「Gマーク」
全日本トラック協会(坂本克己会長)は7月1~14日、貨物自動車運送事業安全性評価事業「Gマーク」の申請を受け付ける。今年度から制度を一部変更し、より一層の認定事業所の拡大や業界の安全性レベルの向上を目指す。
事業所の申請意欲の向上や申請負担の軽減を目的に、評価項目の「Ⅲ」や申請に関する様式類を一部変更する。詳細は公式ホームページで公開中。6月上旬からウェブ申請システムでの申請データの入力・保存が可能となる。郵送は各地方実施機関へ7月14日必着。
2025年7月1日現在で事業開始後3年を経過し、配置する事業用自動車が5台以上の事業所が対象。認定には、各評価項目の点数が合計80点以上で、法令順守や事故・違反の状況、安全に対する取り組みの積極性などの基準点数を満たすこと、四つの自認項目グループ全てで得点することなどが必要となる。
Gマーク有効期間は、新規認定事業所は26年1月1日からの2年間、更新事業所は初回更新が3年間、2回目更新以降が4年間。また、6回以上の更新事業所には長期安全認定の「ゴールドGマーク」が付与される。
Gマークは全ト協が運送企業の安全性を正当に評価・認定・公表する制度。25年3月現在、全国2万9142事業所を認定している。