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25/04/28

JR貨物、第1号の不動産私募ファンド組成 物流施設用地売却で資金調達

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)は3月27日、第1号となる不動産私募ファンド(基金)を組成し運用を開始した。継続的に保有資産を中心にした私募ファンドを組成しファンド資産規模を拡大するとともに、調達資金により総合物流事業の拠点や、鉄道と他の輸送機関との連携拠点となる物流施設開発への投資を進める。
 私募ファンドの出資者は、芙蓉総合リース、みずほリース、クレディセゾン、りそなリース、JR貨物。貸付人はみずほ銀行、アセットマネジャーはみずほ不動産投資顧問が担当する。売買価格は非公開。
 JR貨物は、2026年度までの中期経営計画で回転型不動産ビジネスへの参入を掲げており、今回は第1号。今後、本格的に取り組みを進め、不動産事業の拡大と持続的な成長を目指す。

                JR貨物の回転型不動産ビジネスのイメージ