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25/04/25
ネクストロジ、自動フォーク×AMRで自動荷役の効率化を実証
ネクスト・ロジスティクス・ジャパン(本社・東京、梅村幸生社長)はこのほど、自動荷役の効率化を実証した。自動運転フォークリフトと自律走行搬送ロボット(AMR)を組み合わせ、前回実証比6割以上の省スペース化を実現し、作業時間は同約25%短縮した。合わせて、将来の自動クロスドック(物流結節点)運用に向けた課題を抽出した。

垂直運搬作業と水平運搬作業を特化・分担することで動作領域を融合
豊田自動織機が提供した自動運転フォークリフトがトラックへの積み降ろしなどの垂直運搬作業、アイシンが提供したAMRが水平運搬作業を担い、動作領域の融合を図った。また荷役作業に影響する養生材を改善し、トラックへの積み降ろし作業のレイアウトやデータ取得と評価を行った。
その結果、有人作業と同等レベルの荷役作業・荷役スペースでの自動荷役を達成した。装着・脱着の手間がかからない新たな養生材を開発・採用したことで荷役時間の短縮につなげた。今後、実装に向けて対応可能なパレットのバリエーションを増やす。