- 物流企業
25/04/24
センコーGHD、フォワーディング拡大へ印物流企業を買収

PDSをグループ傘下に迎え、インドでの事業基盤確立や顧客拡大を図る
センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は、インドで通関業務や国内輸送を手掛ける物流企業PDSを買収した。インドでのフォワーディング事業の拡大を目指す。
PDSは1998年4月設立。インドや米国で計19カ所の事業所を運営し、従業員数は175人。インド国内で通関業務や国内輸送に強みを持ち、日系企業をはじめとする多国籍企業からの信頼が厚いという。
センコーGHDはPDSの株式の51%を取得し、4月16日付でグループ化した。センコーGHDはインドでの事業基盤確立と顧客拡大が期待できる一方、PDSはセンコーグループのノウハウと営業力を生かし、フォワーディング事業のさらなる拡大を図る。
今後は両社で協業し、インド国内でのモーダルシフトや冷凍・冷蔵物流などの新事業にも取り組む。