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25/04/22

丸吉ロジ、働き方改革でアコーディオン幌シャーシ導入 シート掛け30秒で

アコーディオン幌シャーシ導入でシート掛け時間を大幅短縮した

 鉄材の輸送事業を手掛ける丸吉ロジ(本社・北海道北広島市、吉谷隆昭社長)はこのほど、働き方改革の一環で「アコーディオン幌シャーシ」を導入した。荷物のシート掛け作業の時間を大幅短縮し、法令労働時間を順守しつつドライバーの年収12%アップを達成した。
 アコーディオン幌シャーシは、トラックシャーシの幌部分がアコーディオンのように開閉し、1~2時間かかっていた荷物のシート掛け作業を30秒以内に短縮する。同社全体で28台に導入し、労働時間と労力を大幅に削減した。
 丸吉ロジは、アコーディオン幌シャーシ導入や、倉庫スタッフとドライバーが連携するワンチーム方式導入で、運転に専念できる時間を長くすることで収入アップを実現した。取り組みにより現場負担を軽減するとともに、労働規制強化に伴う2024問題に対応し、持続可能な物流の実現を目指す。