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25/04/21
佐川急便、DHLのSAF活用国際輸送サービスを導入
佐川急便(本社・京都市、笹森公彰社長)は、DHLのSAF(再生航空燃料)活用国際輸送サービスを導入する。バイオマスや廃食油・などからつくり二酸化炭素(CО2)を大幅に削減できるSAFを活用し、国際輸送サービスでの温室効果ガス削減を進める。

調印式の様子(右からDHLジャパンのトニー ・カーン社長、佐川急便 の笹森社長)
日本発海外向け輸送サービス「飛脚国際宅配便」で活用する。飛脚国際宅配便は、海外輸送にDHLエクスプレスのネットワークを活用しており、今回のサービス導入で輸送にかかる温室効果ガスの排出量を約10%削減できる。
SGホールディングスグループはCО2排出量削減目標2050年、排出量と削減量の合計がゼロとなるカーボンニュートラル(炭素中立)を目指している。環境対応車の導入やモーダルシフトの推進などによる燃料消費の抑制で、脱炭素社会の実現に向けた事業活動を推進する。