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25/04/17

いすゞと富士通、商用SDV開発で連携

 いすゞ自動車(本社・横浜市、南真介社長兼COO)と富士通(同・川崎市、時田隆仁社長)はこのほど、商用SDVの開発強化でパートナーシップ契約を締結した。高度なデータ活用が可能な商用SDV開発を加速させ、物流効率化やカーボンニュートラルの実現につなげる。
 SDVは、外部との通信によりソフトウエアを更新することで性能を高める次世代車。商用SDVの実現で、より高度なデータ活用が可能となり、輸送効率向上、物流の可視化による業務効率化、EVなどのネルギー管理の最適化による二酸化炭素排出量の削減が期待できる。
 連携では、両社の強みである商用車とデジタルのノウハウやアセットを活用し、開発体制の在り方・ソフトウエア人材の育成・開発効率化や開発基盤の強化などに取り組む。また両社が共同出資するトランストロンと運用する情報基盤「ゲーテックス」を将来的に商用SDVのデータ利活用基盤とする。