丸全昭和、都内の営業所で鉄道コンテナ積み替え・全国発送の新サービス

　丸全昭和運輸（本社・横浜市、岡田広次社長）は４月１日、東京都足立区の関東支店東京営業所で「丸全ＭＣ（モーダルコンビネーション）トレインドッキングサービス」を開始した。トラックで持ち込み・引き取りした貨物を、鉄道コンテナに積み替えて全国へ発送する。中長距離の輸送力不足などの物流課題の解決を後押しする。
　同営業所はＪＲ貨物の隅田川駅から２・３キロメートル、車で約５分の地点に立地。トラック輸送と鉄道コンテナ輸送をつなぐ物流の新たな結節点と位置付け、トラックの貨物を鉄道コンテナに積み替えて全国へ発送するほか、全国から到着した貨物の配送引き取りにも対応する。
　12フィート・20フィート・31フィートコンテナの取り扱いが可能。ユニック車などの特殊車両の手配や倉庫一時保管などのサービスも提供し、荷主・物流会社・利用運送会社のニーズに応える。物流2024年問題で顕在化が見込まれる課題の解決に貢献する。